海津市出身のはっとりひろきさんと左右田薫さん、そしてバスケットボール選手の谷口大智さんとの、それぞれ違うジャンルで活躍する3名が手を組み、制作された絵本を興味深く拝読いたしました。
バスケットゴールを目の前に、動物たちがのびのびと活動する姿から「成功の形は1つではない」と「自分らしく生きることの大切さ」を学ぶことができる一冊だと感じました。多様性を認め合う優しい世界が描かれており、一人ひとりの個性を尊重し、様々な価値観を共有することが求められる現代ならではのメッセージが伝わってきます。
絵本は、子どもたちの健やかな成長に欠かせないものです。ストーリーや描かれたイラストを通じて、想像力を育むとともに様々な価値観や視点に触れることができます。
今後も、たくさんの素敵な絵本が生み出され、子ども達の豊かな想像力を育まれますことを願っています。
令和6年9月21日
海津市長横川 真澄